本の虫のおうち生活

雑食の読書好きによる感想

「ミニマリストという生き方」辰巳渚

 

ミニマリストという生き方

ミニマリストという生き方

  • 作者:辰巳 渚
  • 発売日: 2016/02/12
  • メディア: 単行本
 

 ミニマリストという少ないもので生活する人たちが紹介された本。

色々な人がいる。少ないもので生活しようと考えるきっかけもたくさん。

色んな人の生活への考え方を知り「そういう考え方もあるんだな~」と驚きを感じる。

かくいう私も、ミニマリストに憧れている一人。

自分としては何もしていないのに部屋が物であふれる人間の私は、すっきりとした部屋で無印良品だけで生活しているような人にとても憧れてしまう。

漠然とした良いなぁという感情を持っているだけだったけれど、この本を読んで、ミニマリストといっても、一つにはくくれないものだと思った。

物を持ってちゃいけないんだ!と気合を入れるより、その人なりの生活の中で”自分が”いらないと思ったものを減らして、自分が好きなものを楽しむ。その生活は幸せそうだなと思う。

 

小島しげおさんが紹介されていてびっくりした。ミニマリストとは知らなかったな。

芸人さんの姿と、1人の人としての落ち着いた生活とのギャップがいい。

インタビューを読んでいて、この人は頭が良いんだと感じる。こんな風に自分を理解して、次に進めるのは冷静に今の立場を判断できているんだろうな。羨ましい。

「ものに振り回されなくなったら、別の事に時間を使える」