本の虫のおうち生活

雑食の読書好きによる感想

「もっと、やめてみた」わたなべぽん

もっと、やめてみた。 「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方 [ わたなべぽん ]

価格:1,100円
(2020/11/30 20:08時点)
感想(5件)

やめてみた」第二弾。人生は、いらないことがいっぱいだ。
日常をつづったコミックエッセイなので、読みやすくて身近に感じられる。クスッと笑うシーンが多くて、ずっと楽しかった。

プチプラのをたくさん買うより、どうしても欲しくて買った”少しいい”物のほうが心がときめくのは、そうだなぁと思った。
100円ショップや、何百円のアクセサリー、そんな値段に見えなくて気に入ったけれど、心からときめいたわけではない。
「これがこの値段なら買おう」と言うこと。それはときめいてないな…。気に入ったものを長く使う、昔から言われていることがやっぱりいいのかなと感じる今日この頃。

人間関係をやめてみた。人に気を使うと言って、自分中心をやめてみた。
作者さんが言うように、「自分の話ばかりする人」と「自分が人にどう思われているかばかり気にする人」はどっちも自分の事しか考えてないのかも。
あまりに人に気を使われると、「あなたの意見は何なの!?」と少しイラッとするように、自分が相手に嫌われないか気にするのは、自分中心に物を考えていて、相手と一緒に自分もちゃんと楽しもう!としてないのかな…。あまりに自分にピッタリな話で考えさせられた。少し心が痛い…。

相手が楽しそうにしていて、嫌な気分になる人はあまりいないと思う。自分の楽しみを少し考えることも人間関係では必要なのかな…。

軽く読める本だけど、短い人生、必要なことは少ないよ!と考えを変えてくる良い本だった。もっと読んでみたい。